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たもその時計絵日記

Patek Philippe Ref.3940 修理完了

再購入して直ぐに不具合に気付き、購入店を通じて修理に出したパペカレ Ref.3940
であるが、ほぼ1週間で修理完了の連絡がきた。

時計の修理といえば1ヶ月くらい掛かるのはザラで、数ヶ月とか半年というのもフツーに
待たされるものだから、いくら特急と言っても1ヶ月くらいは覚悟していたのでかなり
驚いた!

修理を依頼したのは、関西におられるその道の達人ということで安心する一方、
当然順番待ちになるので時間は掛かるのだろうと思っていたが、事情が事情だけに
特別に即時着手して頂いた由。

連絡によれば、業者輸送は使わず上京するタイミングがあるので直接運んで頂くという。
モノの価値を分かっている人の気遣いには恐れ入る。当然、こちらも即日引き取りに伺った。

Patek Philippe Ref.3940 修理完了_c0171865_21172490.jpg

[Patek Philippe Ref.3940J :撮影たもそ]

修理が完了して手元に戻ってきたパペカレ Ref.3940J。ダイヤル面は何も変化はない。

修理の際はストラップを取り外して預けた。それで戻ってきたところで、どのストラップを
取り付けるかちょっと考えたのだが、フォールディング・バックルを付けるとケースバックが
見えにくくなることを考慮して、今回は通常の山型バックルとパテック純正クロコストラップ
を取り付けてみた。

Patek Philippe Ref.3940 修理完了_c0171865_21174087.jpg

[Patek Philippe Ref.3940J :撮影たもそ]

こちらが問題の裏スケ面である。2010/9/4投稿の画像と比較して見ると分かるが、ちゃんと
ローターのネジが2本付いている。あー良かったわ!

オマケに修理前に少し気になっていたローターの巻き上がり方向(反時計周り)の動きが
やや渋い症状も完全に治っていた。

修理した時計師によれば、脱落したネジはケース内には残っておらず、恐らく取り付け忘れた
ものだろう。ローターの回転が渋いのは、ネジが無い分重量バランスが崩れていたのも原因
だが組み直しでキチンと直っています、ということだった。

これでしばらく使って様子をみて下さいと言われたが、まず大丈夫だと思われる。
なんだかずいぶん回り道になってしまったが、修理点検済みの状態になったことだし、
これで却って良かったのかもしれない。

改めてたもそのフラグシップとして、またWatch Ferver 特効薬として大事にしたいと思う。
by tamoson | 2010-09-10 21:10 | Patek Philippe